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商法・基礎会社法

株主割当

かぶぬしわりあて

📌

ひとことで言うと

既存の株主に対して、その持株比率に応じて新株を割り当てる方法のこと。

なる子ちゃん

くわしく解説

株主割当とは何か?

株主割当とは、会社が新しく株式を発行するときに、既存の株主に対して、その持株比率に応じて新株を割り当てる方法です。

たとえば、あなたが100株持っていて、会社全体の10%を保有していたとします。株主割当で新株が発行されると、新株もあなたに10%分が割り当てられるため、あなたの持株比率は変わりません

株主割当のポイントは、「既存株主の持株比率を維持し、支配権や経営への影響力を守る」という考え方にあります。


なぜ株主割当が重要なの?

会社が新株を発行すると、株式の総数が増えます。もし既存株主以外の人に新株が渡ると、既存株主の持株比率が薄まって(希釈化)しまい、経営への影響力が弱まる可能性があります。

株主割当を使えば、既存株主は持株比率を維持したまま資金調達ができるため、株主にとって公平な方法と言えます。


第三者割当との違いは?

第三者割当は、特定の第三者(たとえば取引先や提携企業)に新株を割り当てる方法です。この場合、既存株主の持株比率は希釈化されます。

一方、株主割当は既存株主にのみ割り当てるため、持株比率が守られるという大きな違いがあります。


試験での注意点

株主割当は募集株式の発行の一形態です。株主平等原則との関係や、他の発行方法との違いを整理しておきましょう。

なる子ちゃん

具体例で考えよう

ケース①:既存株主への新株割当

A社の株主であるあなたは、現在1,000株(全体の20%)を保有しています。A社が資金調達のため、株主割当で新株5,000株を発行したとします。あなたには持株比率に応じて1,000株(20%)が割り当てられ、割当後もあなたの持株比率は20%のまま維持されます。これが株主割当の典型例です。

ケース②:第三者割当との比較

B社が新株1,000株を発行する際、既存株主ではなく取引先C社に全株を割り当てたとします。この場合は株主割当ではなく第三者割当に該当し、既存株主の持株比率は希釈化されることになります。

試験対策ポイント

株主割当」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。

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