ロゴ行政書士になる子ちゃん
商法・基礎会社法

株主

かぶぬし

📌

ひとことで言うと

株式会社に出資をして株式を持っている人のこと。会社の所有者であり、議決権や配当を受け取る権利を持つ。

なる子ちゃん

くわしく解説

株主って誰のこと?

株主とは、株式会社に出資をして株式を持っている人のことです。会社にお金を出して、その見返りに「株式」という証券を受け取った人、と考えるとわかりやすいでしょう。

株主は会社の実質的な所有者です。会社の経営を直接行うわけではありませんが、株主総会で重要な決定に参加したり、配当というかたちで利益を受け取ったりする権利を持っています。


株主にはどんな権利があるの?

株主が持つ主な権利は2つに分かれます。

①自益権:株主が経済的利益を受け取る権利です。代表的なのは剰余金の配当を受ける権利や、会社が解散したときに残った財産を分けてもらう権利です。

②共益権:会社の経営に参加する権利です。株主総会での議決権がこれにあたります。重要な会社の方針を決める場面で、株主として意見を言える権利です。


責任は有限?それとも無限?

ここが重要です。株主が負う責任は間接有限責任です。つまり、会社が倒産しても、株主が失うのは出資した金額だけ。それ以上に個人の財産から返済を求められることはありません。

これが「株式会社は出資者を保護する仕組み」と言われる理由です。リスクが限定されているからこそ、多くの人が安心して出資できるのです。


試験ではここに注目!

株主平等原則という考え方も押さえましょう。同じ種類の株式を持つ株主は、持っている株式の数に応じて平等に扱われます。一部の株主だけを優遇することは原則としてできません。

なる子ちゃん

具体例で考えよう

ケース①:会社設立時の出資者

Aさんは友人と一緒に新しい株式会社を立ち上げ、300万円を出資しました。この出資の見返りとして、Aさんは株式を受け取ります。これによりAさんは株主となり、株主総会で議決権を行使したり、将来配当を受け取ったりする権利を持つことになります。

ケース②:株式を買った投資家

Bさんは証券取引所で上場している会社の株式を100株購入しました。Bさんはこれにより株主となり、会社から配当金を受け取る権利や、株主総会に出席して意見を述べる権利を得ます。ただし、会社が倒産しても、Bさんが失うのは購入代金だけで、それ以上の責任を負うことはありません。

試験対策ポイント

株主」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。

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