日本司法支援センター(法テラス)
にほんしほうしえんせんたー
ひとことで言うと
経済的に余裕がない人でも法的トラブルを解決できるよう、国が設立した法律サービスの総合窓口のこと。
くわしく解説
法テラスって何をしてくれるの?
**日本司法支援センター(通称:法テラス)は、「誰でも法律サービスを受けられる社会」**を実現するために、2006年に設立された公的な機関です。
「弁護士に相談したいけどお金がない」「どこに相談すればいいか分からない」という人のために、無料法律相談や弁護士費用の立替えなどのサービスを提供しています。
ポイントは、「お金がないから泣き寝入り」という状況をなくすための制度だということです。
なぜ国が設立したの?
憲法32条は「裁判を受ける権利」を保障していますが、実際には弁護士費用が高額で、法的サービスを受けられない人が多く存在していました。
そこで司法制度改革の一環として、国民が平等に法的支援を受けられるよう、法テラスが設立されたのです。
主なサービスは3つ
①情報提供サービスがあること。法的トラブルの解決に役立つ制度や相談窓口を無料で案内してくれます。
②民事法律扶助があること。経済的に余裕がない人に対して、弁護士費用の立替えや無料法律相談を行います。
③犯罪被害者支援があること。犯罪の被害に遭った人やその家族への法的支援も行っています。
試験との関係は?
法テラスは司法制度改革や**裁判外の紛争処理(ADR)**と関連づけて出題されることがあります。「司法アクセスの拡充」という視点で理解しておきましょう。
具体例で考えよう
ケース①:多重債務に悩むAさん
消費者金融からの借金で首が回らなくなったAさん。弁護士に債務整理を依頼したいけれど、手元にお金がありません。このとき法テラスに相談すれば、収入などの条件を満たせば弁護士費用を立て替えてもらい、月々分割で返済していくことができます。これが民事法律扶助のサービスです。
ケース②:法的トラブルの相談先が分からないBさん
隣人とのトラブルで困っているBさんですが、どこに相談すればいいか分かりません。法テラスのコールセンターに電話すると、どんな制度が使えるか、どの窓口に行けばいいかを無料で教えてもらえます。これが情報提供サービスです。
試験対策ポイント
「日本司法支援センター(法テラス)」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
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