超高齢社会
ちょうこうれいしゃかい
ひとことで言うと
65歳以上の高齢者が総人口の21%を超えた社会のこと。日本は2007年にこの水準に達し、世界でも有数の超高齢社会となっている。
くわしく解説
超高齢社会とは何が「超」なの?
高齢化には段階があります。65歳以上の人口が総人口に占める割合(高齢化率)によって、次のように区分されます。
・高齢化社会:高齢化率が7%以上 ・高齢社会:高齢化率が14%以上 ・超高齢社会:高齢化率が21%以上
日本は2007年に高齢化率21%を超え、超高齢社会に突入しました。現在は28%を超えており、約3.5人に1人が高齢者という状況です。
なぜ行政書士試験で問われるの?
超高齢社会は、社会保障制度や財政問題と密接に関係しています。年金・医療・介護の費用が増大し、現役世代の負担が重くなる一方、税収は減少していきます。
この問題に対応するため、介護保険制度の創設(2000年)や年金制度改革が繰り返されてきました。また、財政健全化の観点から、プライマリーバランスの黒字化が政策目標とされています。
試験で押さえるべきポイント
超高齢社会という用語そのものより、その影響が重要です。特に、社会保障費の増大と財政負担、そして少子高齢化とセットで理解しましょう。基礎法学や一般知識の問題で、「日本の社会状況」として出題されることがあります。
具体例で考えよう
ケース①:年金財政への影響
2020年、現役世代2人で高齢者1人を支える状況になったとします。1970年代には現役世代約9人で高齢者1人を支えていましたが、超高齢社会ではこの比率が大きく変化します。これにより、公的年金制度の持続可能性が課題となり、支給開始年齢の引き上げなどの制度改革が議論されています。
ケース②:介護保険制度の背景
高齢化率が21%を超えると、介護を必要とする人が急増します。かつては家族が担っていた介護を社会全体で支えるため、2000年に介護保険制度が創設されました。これは超高齢社会に対応するための重要な社会保障制度です。
試験対策ポイント
「超高齢社会」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
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