補正予算
ほせいよさん
ひとことで言うと
当初の予算成立後に、予算の追加や変更が必要になったときに編成される予算のこと。
くわしく解説
なぜ補正予算が必要なの?
国の予算は、年度が始まる前に作られます(これが本予算)。でも、実際に1年が始まってみると、予想外のことが起こるものです。大きな災害が起きたり、景気が急に悪くなったり、新型ウイルスが流行したり…。
こうした事態に対応するため、当初の予算では足りない!となったときに編成されるのが補正予算です。
一般会計予算との関係は?
一般会計予算は、年度が始まる前に国会で決める、いわば「基本の予算」です。補正予算は、この一般会計予算を修正・追加するものです。
ポイントは、「最初に完璧な予算を作るのは無理。だから、必要に応じて柔軟に変えていく」という考え方にあります。
どんなときに編成されるの?
補正予算が組まれる代表的な場面は、次のとおりです。
①災害対応が必要なとき。地震や台風などで緊急の支出が必要になった場合です。
②経済対策が必要なとき。景気が急激に悪化し、財政出動で支えなければならない場合です。
③税収の変動があったとき。予想より税収が多かった、または少なかったときに調整します。
試験での注意点
補正予算は国会の議決が必要です。内閣が勝手に予算を変えることはできません。また、暫定予算(本予算が成立するまでのつなぎ予算)との違いも押さえておきましょう。
具体例で考えよう
ケース①:大地震が発生した場合
年度の途中で大きな地震が発生し、被災地の復旧・復興に緊急の予算が必要になったとします。当初の予算にはこうした災害対応費は十分に含まれていません。そこで政府は補正予算を編成し、国会の議決を経て、災害復旧事業や被災者支援に充てる予算を追加します。これが補正予算の典型例です。
ケース②:景気悪化に対する経済対策
予想外に景気が悪化し、失業者が増えたり企業の倒産が相次いだりしたとします。政府は経済を下支えするため、雇用対策や中小企業支援などの予算を追加する必要があります。この場合も、補正予算を編成して対応します。
試験対策ポイント
「補正予算」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
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