一般会計予算
いっぱんかいけいよさん
ひとことで言うと
国の収入と支出の基本となる予算のこと。毎年度、国会の議決を経て成立し、国の活動の財政的基盤となる。
くわしく解説
一般会計予算とは何か?
一般会計予算とは、国の基本的な収入と支出をまとめた予算のことです。みなさんの家計簿のように、「今年はいくら収入があって、何にいくら使うか」を国レベルで決めたものだと考えてください。
毎年度、内閣が予算案を作成し、国会の議決を経て成立します。この予算には、税金収入や国債発行による収入、そして社会保障費・教育費・防衛費などの支出が含まれています。
特別会計予算との違いは?
一般会計予算と対になるのが特別会計予算です。
一般会計は国の基本的な活動すべてをカバーする「本予算」です。一方、特別会計は、特定の事業や資金運用のために、一般会計とは別に経理する必要がある場合に設けられます。例えば、年金特別会計や道路整備特別会計などがあります。
ポイントは、「一般会計が国の財政の基本。特別会計は特定目的のための別枠」という考え方にあります。
予算が成立するまでの流れは?
①内閣が予算案を作成します。各省庁からの要求をまとめ、財務省が調整します。
②国会に提出され、まず衆議院で審議されます。
③衆議院の議決後、参議院で審議されます。予算は衆議院の優越が認められており、参議院が否決しても、衆議院の議決が国会の議決となります。
試験での注意点
予算の種類(一般会計・特別会計・補正予算・暫定予算)の違いや、衆議院の優越が働く点は頻出です。また、国債発行(建設国債・赤字国債)との関連も押さえておきましょう。
具体例で考えよう
ケース①:令和6年度の国の予算
政府が令和6年度の予算案を作成したとします。税収が約70兆円、国債発行で約35兆円を調達し、社会保障費に約37兆円、地方交付税に約16兆円、公共事業費に約6兆円を支出する計画です。この予算案は衆議院と参議院で審議され、可決されました。これが一般会計予算です。
ケース②:特定の事業は別会計で
一方、年金の給付と保険料収入については、一般会計とは別に「年金特別会計」として管理されます。一般会計予算には含まれず、独立した会計として国会の議決を受けます。このように、特定目的の事業は特別会計として区分されるのです。
試験対策ポイント
「一般会計予算」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
関連用語
スマホアプリで、いつでもどこでも。行政書士合格を、スキマ時間で。
行政書士試験学習には必須の判例のわかりやすい解説から科目別テキスト、過去問演習、択一演習をスマホでまとめて持ち歩ける学習アプリです。通勤・休憩中に1問だけでも。独学でも仕事と両立しながら、合格を目指せます。
✓ Webでプレミアム登録済みの方は、アプリでも全機能をそのままご利用いただけます。
- 判例の音声解説をながら学習

- 過去問・記述式演習がいつでも

- 学習記録・苦手管理で弱点克服

無料ダウンロード・iOS対応