決定
けってい
ひとことで言うと
裁判所や行政機関が、特定の事柄について正式に判断を下すこと。
くわしく解説
そもそも「決定」って何のこと?
みなさん、行政書士試験の勉強、お疲れ様です!今回は「決定」という言葉について、特に初学者の方にも分かりやすく解説していきますね。
法律の世界で「決定」という言葉が出てきたら、それは裁判所や行政機関が、特定の事柄について下す判断のことだと理解してください。特に、訴訟や紛争の手続きの中で、最終的な判決に至る前の段階で出される中間的な判断や、比較的簡易な手続きで下される判断を指すことが多いです。
「決定」はどんな場面で使われるの?
具体的に「決定」が使われる場面はたくさんありますが、イメージしやすい例をいくつか挙げますね。
① 裁判所の手続きにおける決定 例えば、裁判の途中で「証拠調べの方法をどうするか」とか、「訴訟費用をどちらが負担するか」といった、本筋の争いではないけれど手続きを進める上で必要な判断が下されることがあります。これらが「決定」と呼ばれるものです。最終的な「判決」とは異なり、比較的迅速に出され、口頭弁論(裁判官の前で主張を述べる場)を経ないことも多いのが特徴です。
② 行政機関の手続きにおける決定 行政書士の業務にも直結する部分ですが、行政機関が何かを許可したり、不許可にしたり、命令を下したりする際にも「決定」という言葉が使われることがあります。例えば、特定の手続き申請に対して、行政庁が「この申請は認めます」とか「認めません」という判断を下す場合ですね。これは広い意味での「行政処分」の一種と捉えることもできます。
「判決」とは何が違うの?
「決定」とよく似た言葉に「判決」がありますが、この違いも重要です。
判決は、訴訟の最終的な結論であり、争いの本質的な部分(例えば「誰が誰にいくら払うべきか」など)について、厳格な手続き(口頭弁論など)を経て下されるものです。これに対して決定は、先ほども触れたように、手続きの途中で出される中間的な判断や、簡易な手続きで下される判断を指すことが多いです。
イメージとしては、料理のコースで例えると、メインディッシュが「判決」で、その前菜やデザートが「決定」といったところでしょうか。どちらも重要な「判断」には変わりありませんが、その役割や重みが少し違う、と理解しておくと良いでしょう。
行政書士として、様々な法律文書に触れる中で「決定」という言葉に出会ったら、それがどのような文脈で使われているのかをしっかり読み解く力が求められますよ!
具体例で考えよう
ケース①:民事訴訟における決定
あなたが裁判を起こしたとして、相手方が「この裁判は管轄違いだ!」と主張し、裁判所に「管轄を移してほしい」と申し立てたとします。この申し立てに対して、裁判所が「確かに管轄違いなので、別の裁判所に移すこととします」という判断を下しました。これが「決定」です。この決定は、訴訟の最終的な結論ではなく、あくまで手続きを進める上での判断に過ぎません。
ケース②:行政手続における決定
あなたが許認可の申請を行政庁にしたとします。その申請内容に不備があったため、行政庁が「この申請は却下します」という判断を下しました。この却下も、行政庁が下した「決定」の一つです。これは、申請という特定の事柄に対する行政機関の正式な判断であり、行政処分の一種となります。
試験対策ポイント
「決定」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
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