検閲
けんえつ
ひとことで言うと
政府などが表現内容を事前に審査し、不適切と判断したものを禁止したり修正させたりすること。
くわしく解説
検閲って、一体何のこと?
みなさん、こんにちは!カリスマ講師の〇〇です。今日は憲法の「精神的自由」の中でも特に重要なテーマの一つ、検閲について、初学者の方にもバッチリわかるように解説していきますよ!
まず、検閲とは何か?一言で言うと、**「政府が、表現が世に出る前に内容をチェックして、気に入らないものはダメ!と止めたり、書き換えさせたりすること」**を指します。想像してみてください。あなたが書いた小説や描いた絵、あるいはSNSに投稿しようとした内容が、誰かの許可がないと世に出せないとしたらどうでしょう?ゾッとしますよね。
日本の憲法では、**「表現の自由」**が非常に手厚く保障されています。なぜなら、様々な意見が自由に飛び交うことで、より良い社会が作られると信じられているからです。その表現の自由を真っ向から否定するのが、この検閲なんです。
具体的に、憲法21条2項には「検閲は、これをしてはならない。」とハッキリ書かれています。これは、以下の3つの条件を全て満たす行為を検閲として禁止しているんです。
①行政権が主体であること
②思想・表現内容を審査の対象とすること
③発表前に、その内容を実質的に制限・阻止すること
つまり、政府が「これはダメだ!」と事前に判断して、あなたの表現活動を止めたり、修正させたりする行為は、憲法違反になるということ。これは、皆さんの**「知る権利」や「報道の自由」**とも深く関わってきます。政府が情報をコントロールしたら、私たちは正しい判断ができなくなってしまいますからね。
具体例で考えよう
ケース①:映画の公開直前審査
ある映画が社会問題をテーマにしており、政府に批判的な内容が含まれていたとします。政府が「この映画は国民に誤解を与える可能性がある」として、公開前に内容の修正を命じたり、公開自体を禁止したりした場合、これは憲法で禁じられた検閲にあたります。
ケース②:教科書の記述修正
歴史の教科書に、政府にとって都合の悪い歴史的事件の記述があったとします。文部科学省が、その記述を「不適切である」として、出版社に強制的に修正を指示し、修正しない限り発行を認めないとされた場合、これも検閲に該当する可能性があります。
試験対策ポイント
「検閲」は憲法の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
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