国政選挙権
こくせいせんきょけん
ひとことで言うと
日本国民が、国会議員を選ぶ権利のこと。
くわしく解説
国政選挙権って、そもそも何のこと?
みなさん、こんにちは!行政書士試験のカリスマ講師です。今回は「国政選挙権」について、初学者の方にも分かりやすく解説していきますね。
「国政選挙権」とは、簡単に言うと、日本国民が、私たちの代表である国会議員(衆議院議員や参議院議員)を選ぶ権利のことです。私たちはこの権利を使って、自分たちの意見を国政に反映させたい人を選び、国会へと送り出すわけです。
なぜ国政選挙権が重要なのか?
この権利は、国民主権の最も重要なあらわれの一つです。国民主権とは、「国の政治のあり方を最終的に決めるのは国民である」という考え方でしたね。私たちは直接政治を行うことはできませんから、選挙で代表者を選び、その代表者が私たちの代わりに政治を行うことで、国民主権を実現しているんです。
具体的には、憲法では以下の原則に基づいて、私たちに選挙権が保障されています。
- ① 普通選挙の原則:一定の年齢以上のすべての国民に選挙権が与えられること。昔は財産や性別で制限されていましたが、今はそのような制限はありません。
- ② 平等選挙の原則:一人一票の価値が平等であること。投票の重みが人によって変わらないということです。
- ③ 直接選挙の原則:有権者が直接、候補者に投票すること。間接的に選ぶのではなく、自分で選びます。
- ④ 秘密選挙の原則:誰に投票したか他人に知られないこと。自由に投票できるようにするためです。
- ⑤ 自由選挙の原則:選挙が強制されたり、干渉されたりせず、自由な意思に基づいて行われること。
これらの原則が守られることで、私たちは公正で民主的な選挙を通じて、政治に参加することができるんですね。この権利があるからこそ、私たちは「自分たちの国」の政治に、一人ひとりが関わることができるんです。まさに、民主主義の根幹を支える権利と言えるでしょう。
具体例で考えよう
ケース①:選挙に行くと決めた日
あなたは20歳になり、初めての衆議院議員選挙の投票日を迎えました。「どの候補者が私の意見を代弁してくれるだろう?」と考えながら、投票所に向かいます。ここであなたが持っているのが「国政選挙権」です。投票用紙に自分の選んだ候補者の名前を書いて投票することで、あなたは国会に自分の代表を送る意思表示をすることになります。
ケース②:投票日に行けない時
あなたが海外出張中で、投票日に日本にいないとします。しかし、あなたは自分の「国政選挙権」を行使したいと考えています。この場合、期日前投票や在外選挙制度を利用して、投票日前に投票を済ませることができます。これは、国民が特別な事情があっても、自身の国政選挙権を可能な限り行使できるようにするための配慮と言えます。
試験対策ポイント
「国政選挙権」は憲法の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
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