EU
いーゆー
ひとことで言うと
ヨーロッパの国々が経済・政治などの分野で統合を進めて作った地域連合のこと。
くわしく解説
EUとは何か?
**EU(欧州連合)**は、ヨーロッパの国々が集まって作った国際組織です。第二次世界大戦後、「もう戦争をしないためには、国同士が協力し合うことが大切だ」という考えから、経済統合を出発点として生まれました。
現在は27か国が加盟しており、単なる経済協力だけでなく、政治・司法・外交の分野でも協力を深めています。
なぜ行政書士試験で重要なの?
基礎法学の「国際関係」の分野では、主要な国際組織の仕組みを理解することが求められます。EUは国家を超えた統合の実例として、国際連合などとは異なる特徴を持っています。
ポイントは、**「国家主権を一部移譲して、共通のルールを作っている」**という点です。これは他の国際組織にはあまり見られない特徴です。
EUの主な特徴は?
①共通通貨ユーロを使っている国が多い(ただし全加盟国ではない)。
②シェンゲン協定により、加盟国間では原則として国境検査なしで移動できる。
③EU法という独自の法体系を持ち、加盟国の国内法よりも優先される場合がある。
試験で押さえるポイント
イギリスが2020年に離脱したブレグジット(Brexit)は時事的にも重要です。また、WTOや国際連合との違いを問われることがあるので、「主権の一部移譲」という特徴を覚えておきましょう。
具体例で考えよう
ケース①:共通通貨ユーロの使用
フランス人がドイツに旅行する際、以前は通貨を両替する必要がありましたが、両国ともユーロを使っているため、そのまま同じお金で買い物ができます。これはEUの経済統合の成果の一つです。
ケース②:国境検査なしでの移動
イタリアからフランスに車で移動する際、シェンゲン協定により、国境でパスポート検査を受けることなく、自由に通行できます。これはEUが「人の自由移動」を実現している例です。
試験対策ポイント
「EU」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
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