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商法・基礎政治制度

小選挙区比例代表並立制

しょうせんきょくひれいだいひょうへいりつせい

📌

ひとことで言うと

衆議院議員総選挙で採用される、小選挙区制と比例代表制を組み合わせた選挙制度のこと。

なる子ちゃん

くわしく解説

どんな仕組みなの?

小選挙区比例代表並立制は、衆議院議員総選挙で使われている選挙制度です。有権者は2票を投じます。1票は小選挙区の候補者個人に、もう1票は比例代表の政党に投票します。

この制度のポイントは、「2つの選挙を同時に行うが、それぞれ独立して議席を配分する」という点にあります。小選挙区で落選しても、比例代表で復活当選することがあるのは、この独立性があるからです。


なぜこの制度が採用されたの?

1994年の政治改革で導入されました。それまでの中選挙区制では、同じ政党から複数の候補者が出馬し、政策よりも地盤・看板・カバン(いわゆる三バン)が重視されていました。

小選挙区制を導入することで政権交代可能な二大政党制を目指し、同時に比例代表制で多様な民意の反映も確保しようとしたのです。


小選挙区と比例代表、それぞれの特徴は?

①小選挙区では、1つの選挙区から1人だけが当選します。死票が多くなりますが、政権が安定しやすいという特徴があります。

②比例代表では、各政党の得票率に応じて議席を配分します。少数政党も議席を得やすく、民意を反映しやすい制度です。衆議院では拘束名簿式特定枠制度が採用されています。


試験で注意すべきポイント

参議院議員通常選挙では選挙区と比例代表の制度を使いますが、選挙区は小選挙区ではなく都道府県単位です。混同しないようにしましょう。

なる子ちゃん

具体例で考えよう

ケース①:二票制の仕組み

あなたが衆議院議員総選挙で投票に行ったとします。投票所では2枚の投票用紙を受け取ります。1枚目は小選挙区の候補者名を書き、2枚目は支持する政党名を書きます。小選挙区で応援する候補者がいても、比例代表では別の政党に投票することも可能です。これが小選挙区比例代表並立制の特徴です。

ケース②:復活当選の仕組み

ある候補者が小選挙区で次点で落選したとします。しかし、この候補者は比例代表にも重複立候補していました。比例代表での政党の得票が多ければ、小選挙区の惜敗率などに基づいて比例代表で当選することがあります。これを復活当選といいます。

試験対策ポイント

小選挙区比例代表並立制」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。

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