大統領制
だいとうりょうせい
ひとことで言うと
国民が直接選んだ大統領が行政権を担い、議会から独立して政治を行う制度のこと。
くわしく解説
議院内閣制との違いは?
まず、日本の議院内閣制との違いを押さえましょう。
議院内閣制では、内閣(行政)は議会の信任に基づいて成り立ちます。議会が「不信任」を決議すれば内閣は総辞職しなければなりません。一方、大統領制では、国民が直接選んだ大統領が行政のトップとなり、議会から独立して政治を行います。
大統領制のポイントは、「行政と立法が厳格に分離されている」という考え方にあります。
大統領制の特徴は?
①大統領は国民が直接選挙で選ぶこと。議会が選ぶのではなく、国民投票によって選ばれます。
②議会は大統領を不信任できないこと。議院内閣制と違い、議会が気に入らないからといって大統領を辞めさせることはできません。
③大統領も議会を解散できないこと。お互いに独立しているため、大統領が議会を解散する権限もありません。
④大統領と議会の任期が固定されていること。それぞれが独自の任期を持ち、原則として任期満了まで続きます。
代表的な国は?
アメリカ合衆国が典型例です。大統領は4年の任期で、議会(上院・下院)とは完全に独立して行政権を行使します。ただし、議会は予算や法律の制定権を持つため、大統領と議会が対立すると政治が停滞することもあります。
具体例で考えよう
ケース①:アメリカの大統領選挙
アメリカでは4年ごとに国民が直接投票して大統領を選びます。たとえ議会の多数派が大統領と対立する政党であっても、大統領の地位は保障されています。これが大統領制の典型例です。
ケース②:議会との対立
大統領が提案した予算案を議会が否決したとします。議院内閣制なら内閣不信任につながりますが、大統領制では大統領の地位は揺るぎません。ただし予算が成立しないため、政府機関が一時的に閉鎖される事態も起こり得ます。
試験対策ポイント
「大統領制」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
関連用語
スマホアプリで、いつでもどこでも。行政書士合格を、スキマ時間で。
行政書士試験学習には必須の判例のわかりやすい解説から科目別テキスト、過去問演習、択一演習をスマホでまとめて持ち歩ける学習アプリです。通勤・休憩中に1問だけでも。独学でも仕事と両立しながら、合格を目指せます。
✓ Webでプレミアム登録済みの方は、アプリでも全機能をそのままご利用いただけます。
- 判例の音声解説をながら学習

- 過去問・記述式演習がいつでも

- 学習記録・苦手管理で弱点克服

無料ダウンロード・iOS対応