間接税
かんせつぜい
ひとことで言うと
税金を納める人と実際に負担する人が異なる税のこと。消費税のように、事業者が納税するが、実際には消費者が負担する仕組み。
くわしく解説
間接税とは何が「間接」なの?
税金には、納める人と実際に負担する人が同じ場合と、違う場合があります。間接税は、この2つが異なる税のことです。
たとえば消費税。お店が税務署に納めますが、実際に負担しているのは商品を買った**あなた(消費者)**です。つまり、「消費者→お店→国」という流れで、間接的に納税されているわけです。
直接税との違いは?
対になる概念が直接税です。所得税や法人税がこれにあたります。
直接税は、納める人と負担する人が同じです。あなたが稼いだ所得に対して、あなた自身が税務署に納めます。誰かに転嫁(負担を移す)することはできません。
一方、間接税は転嫁が前提。事業者が一旦納めますが、価格に上乗せして消費者に負担させる仕組みです。
代表的な間接税は?
消費税が最も身近です。ほかにも、酒税(お酒にかかる)、たばこ税、揮発油税(ガソリン)などがあります。
これらはすべて、商品やサービスの価格に含まれているため、私たちは意識せずに負担しています。
なぜ試験で出るの?
財政や経済の基礎知識として、税の分類は頻出です。「直接税と間接税の違い」「具体例を挙げよ」といった問題で問われます。特に、消費税が間接税であることは必ず押さえましょう。
具体例で考えよう
ケース①:コンビニでの買い物
あなたがコンビニで110円(税込)のペットボトルを買ったとします。このうち10円は消費税です。あなたはコンビニに110円を支払い、コンビニは預かった10円を後日、国に納めます。つまり、納税義務者はコンビニですが、実際に負担しているのはあなたです。これが間接税の典型例です。
ケース②:ビールを買う
あなたがスーパーでビールを買うとき、価格には酒税が含まれています。スーパーが国に納税しますが、実際にはあなたが購入代金の一部として負担しているのです。このように、間接税は価格に「見えない形」で組み込まれています。
試験対策ポイント
「間接税」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。
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