ロゴ行政書士になる子ちゃん
商法・基礎基礎法学

小法廷

しょうほうてい

📌

ひとことで言うと

最高裁判所に置かれる、3人の裁判官で構成される合議体で、最高裁判所の通常の裁判を行う組織のこと。

なる子ちゃん

くわしく解説

小法廷とは何か?

最高裁判所には15人の裁判官がいますが、すべての事件を15人全員で審理するわけではありません。普段は3人の裁判官で構成される小さな合議体で審理を行います。これが小法廷です。

最高裁判所には5つの小法廷が置かれており、それぞれが独立して裁判を行っています。みなさんが「最高裁で判決が出た」というニュースを聞いたとき、その多くは小法廷での判断なのです。


大法廷との使い分けは?

一方、15人の裁判官全員で審理するのが大法廷です。では、どんなときに大法廷が開かれるのでしょうか。

①憲法判断をするとき。法律や命令などが憲法に違反するかどうかを判断する場合です。

②判例変更をするとき。過去の最高裁判所の判断を変更する場合には、大法廷で慎重に審理します。

つまり、「通常の事件は小法廷、重要な憲法問題や判例変更は大法廷」という役割分担があるのです。この仕組みによって、最高裁判所は効率的に事件を処理しながらも、重要な問題には全員で慎重に対応できるようになっています。


試験での注意点

どんな場合に大法廷が開かれるかは、基礎法学の頻出論点です。特に「憲法判断」と「判例変更」の2つをしっかり押さえておきましょう。

なる子ちゃん

具体例で考えよう

ケース①:一般的な上告事件

刑事事件で有罪判決を受けた被告人が、量刑が重すぎるとして最高裁判所に上告したとします。この事件では憲法判断も判例変更も必要ありません。このような通常の上告事件は、小法廷で審理されます。

ケース②:憲法判断が必要な事件

ある法律が表現の自由を侵害して憲法違反だとして争われている事件があったとします。この事件では法律の違憲性を判断する必要があるため、小法廷ではなく大法廷に回付されて、15人全員の裁判官で審理されることになります。

試験対策ポイント

小法廷」は商法・基礎の頻出ワードです。 用語の定義と、それがどの場面で問題になるかをセットで覚えましょう。

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